京都の住所「上る」「下る」の意味ってなんなのかご存知ですか?

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京都の住所「上る」「下る」の意味ってなんなのかご存知ですか?

今日はちょっとテイストを変えて、面白い雑学的な話を共有したいと思います!

京都のホテルを予約した時に、思わず二度見したものがあります。

それがホテルの住所。

以前「ホテルユニゾ京都烏丸御池」っていう、日本一雅な松屋があるイカしたホテルに泊まってきました。

ぜひ泊まってみてください。宿泊記をブログで上げてます! 

 

https://tougetublog.com/hotel-unizo

 

そんなホテルユニゾ京都烏丸御池の住所がこれ↓

京都府京都市中京区堺町通押小路下る扇屋町661

いや、長くない?
最初見た時、スマホ文字化けしたんかなと思いました。

多分同じようなこと思って人多いと思います。

なので今回は京都で見られる、この呪文のような長い住所について調べてきました!

これを見れば、なんでこんなに長いのか知識がつきますよ!

ではまず、この長い住所の解説からいきましょう。
わかりやすくするために区切って説明しますね。

京都府/京都市/中京区/堺町通/押小路/下る/扇屋町661

中京区まではわかると思います。

問題は堺町通から先。これは実在する通りの名前で、通り名と言われています!

堺町通りも押小路通りも、車が走るちゃんとした通りです。

通常は出入り口に面した通りが先に来て、その後にクロスする通りの名前が入るそう。
つまり今回の場合イラストにするとこう↓

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そして上るは北、下るは南、西入るは西、東入るは東と、方角を表しています!

なので今回のホテルの場合は、中京区の堺町通りに面した、押小路通りの南の扇屋町661番地にある場所という意味になります。

めちゃくちゃ長い…笑

じゃあなんでこんなに住所が長いのか?

結論を言ってしまうと、同じ区内に同じ町名がいくつもあるからです!

例えば先ほどのホテルユニゾがある中京区。

中京区内だけでも、亀屋町が5つ、大文字町が4つ、鍛冶屋町が3つもあります。他にも色々あります。

例えばガストの山盛りポテトをデリバリーしたとします。

京都市中京区亀屋町だけだと、シンプルに配達員さんは迷います。どこの亀屋町やねん?となるわけです。

下手すると山盛りポテトは届きません。だから通り名が必要なんですよ。

ちなみに京都で1番長い…というか日本一長い住所は、「京都府京都市東山区三条通南二筋目白川筋西入ル二丁目北木之元町」だそうです。

自分がここに住んでたら、住所書く時に発狂すると思います。

今回ご紹介した京都の長い住所ですが、これは京都市のお話です。京都府が全てこんな長い住所というわけではないのでご安心ください!

それでは!